09月17日 15:07 ミントの風とやさしい午後

午後の光がやわらかく傾き、銀色のしっぽがそよ風に揺れるころ、ミャオ・シルヴァは南端のハーブ畑に立っていました。空にはゆっくりと雲が流れ、青さの中にぽっかり白が浮かんでいます。

足元にはミントやレモンバームが瑞々しく茂り、葉をなでるたび、爽やかな香りが空気に溶けました。ミャオはしゃがみこみ、両手でそっとミントの茂みを包み込みます。ふんわりと立ちのぼる緑の香りに、彼女は自然と瞳を細めました。

「うん、いい感じ…」

そう呟きながら、摘みたてのミントとともに、風の音や鳥のさえずりをゆっくりと胸に刻みます。時折、小さなてんとう虫が葉の上をのぼり、彼女のしっぽがその様子にふわりと立ちます。

今日の午後も、静かな優しさで包まれていました。

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