09月14日 07:44 ラベンダー畑の朝もや

ミャオ・シルヴァは、いつもより少しだけ早起きして、市外れの小道を歩きました。朝の空気はほのかにひんやりとしていて、遠くの草原には薄く霧が漂っています。耳をぴくぴく動かしながら歩くと、やがて足元にふんわりとした紫色のじゅうたんが広がりました。

ラベンダーの花たちは、夜露をまといながら静かに朝を迎えています。ミャオはそっとしゃがみこみ、両手で顔を包むように深呼吸しました。澄んだ空気に、やさしいラベンダーの香りがふわりと混じります。

しっぽがゆっくりと揺れて「いい朝だな」と心が囁きます。遠く、小鳥のさえずりと、畑を渡る小さな風の音。世界はまだ静かで、畑の紫と淡い雲がやさしく色を重ねていました。ミャオ・シルヴァは小さな幸せを胸に、朝の散歩をそっと続けました。

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