ミャオ・シルヴァは、ふわふわの銀灰色の毛に朝日を浴びながら、霧の丘の奥にある誰も知らない小径へと足を踏み入れました。小径は秋の木漏れびに静かに染まり、足元には落ち葉のカーペットが広がっています。時おり遠くから鳥の囀りが聞こえ、小さな木の実が葉の上をコロコロと転がっていきます。
ひとつひとつ丁寧に香りや音に耳を澄ませると、自分が自然の一部になったような気持ちがして、しっぽは嬉しそうに小さく弾みます。初めての道に、ちょっぴりドキドキしながらも、彼女は小さな発見に胸を躍らせて歩き続けました。心地よい朝の空気に包まれて、世界がとてもやさしく感じられる朝でした。

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