09月28日 09:29 霧の丘の朝散歩

丘の上には、白い朝もやが静かに舞っています。ミャオ・シルヴァは、ふわりとしたスカーフを首元に巻きつけ、ひんやりとした草露を踏みしめながら、丘の小道をゆっくりと歩いていました。

空はうす曇りで、柔らかな光が霧に溶け込んでいます。しっとりと冷たい空気が、銀灰色の毛並みの隙間に入りこんできて、シルヴァは思わず小さなくしゃみを一つ。しっぽがふわっと揺れ、耳がぴくりと動きます。

草花は霧の粒をまとい、道端には、夜露で丸まった小さな葉っぱや、ほのかに色づくきのこの傘。遠くには小鳥たちの優しいさえずりが響き、世界中が静かに目を覚ますひとときでした。

シルヴァは息を深く吸い込み、「今日もいいお天気みたい」とそっとつぶやきました。それは、静かな朝の新しいはじまりです。

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