08月31日 15:07 野原の四葉とやさしい風

クローバー野原は、ふんわりとした緑のじゅうたんのように広がっていました。ミャオ・シルヴァは陽だまりの中、柔らかな毛並みを揺らしながら、そっと野原にごろんと寝転びました。

頭上には薄い雲が静かに流れていて、遠くからカケスのさえずりが響きます。草の上でしっぽをゆっくりと左右にふりながら、彼女は小さな手でクローバーの葉を一枚一枚めくっていきます。

偶然、四枚の葉が寄り添うように重なったクローバーを見つけた時、ミャオの大きな翡翠色の瞳がきらりと輝きます。「わぁ」と声にならない幸せが胸に灯り、野原全体が少しだけ明るさを増したような気さえしました。

風の香りと草の匂い、ぽかぽかの陽気。今日も、小さな幸せはそっと足元に転がっているのです。

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