08月28日 16:37 木漏れ日と木苺の小道

木立の小道は、静かな午後の柔らかな空気に包まれていました。葉のあいだから落ちる木漏れ日が、銀灰色の毛並みにやさしく斑を落とします。

ミャオ・シルヴァはしっぽをふんわり揺らしながら、そっと枝先に伸びる赤い木苺をひとつ摘みました。指先に伝わる小さなやわらかな感触と、苺からほのかに香る甘酸っぱい匂い。その実をそっと口に運ぶと、ほどよい甘さと涼しい酸味が舌の上に広がり、思わず大きな翡翠色の目が細くなります。

立ち止まると、周りの葉っぱたちも優しく風になびいていました。曇り空は午後の陽ざしを和らげて、時間がゆっくり流れていくようです。

「こんなのんびりした時間、やっぱりいいな…」 しっぽも、満足そうに小さく一度はねるのでした。

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