雨がやんだばかりの昼下がり、ミャオ・シルヴァは町はずれにできたばかりの香草園へそっと足を運びました。まだ小さな水滴が葉に残るハーブたちは、しっとりと柔らかな光を浴びて、いつもよりいきいきとしています。
歩くたび、レモングラスやミント、バジルの清々しい香りがふわりと巻き上がり、ミャオの鼻先をくすぐりました。濡れた土の匂いも混ざり、耳には雨粒が葉から落ちる静かな音が届きます。
しっぽが静かに揺れ、ミャオは小さなベンチに腰掛けました。雲間から少しだけ太陽が顔を覗かせて、足元に光の水玉模様が広がります。「うん、いい感じ…」と小さく微笑んで、心も体も、雨上がりの自然にとろけるようなお昼どきとなりました。

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