08月09日 14:15 風鈴の庭でひとやすみ

風鈴の庭は、夏の午後の光の中で、緑葉の影が揺れていました。

ミャオ・シルヴァは、木陰に置かれた丸いベンチにそっと腰をおろします。暑い日差しを避けるようにして、透き通った風が庭を走り抜けました。そのたびに、頭上で色とりどりの風鈴がちりん、ちりんとやさしく響きます。

彼女はポケットからアイスミントの飴を一粒取り出し、口の中でころころと転がしました。ひんやりとした甘さが広がると、耳の先がぴくりと嬉しそうに動きます。しっぽもふわりと舞い、涼しい心持ちでゆっくり目を閉じました。

どこからか運ばれる夏草の香り。遠くで子どもたちの声が響き、風鈴の調べと重なります。自然と心がほどけて、まるで時の流れもゆるやかになったようでした。

「また明日も、ここで風に吹かれようかな」彼女はそう思いながら、涼やかな午後を満喫するのでした。

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