11月11日 12:47 秋と小鳥のひととき

陽が南中を越えた頃、ミャオ・シルヴァはふわふわの毛布をひとつ肩にかけ、自宅の裏庭へと出ました。

秋の晴れ間はやさしく明るく、空には高く薄い雲が浮かび、遠くにはすっかり葉を落とした樹々の枝が透けて見えます。足元にはカサカサと音をたてる枯れ葉。ミャオはその一枚一枚をそっと集めて、小さな山を作りました。

冷たい風が舞い、小鳥たちが降りてきては枯れ葉の山をつついたり、しっぽのまわりをくるりと回ったり。ミャオは両耳をぴくぴくと動かしながら、それを優しい気持ちで見守ります。

落ち葉の香り、青空の下の静けさ、鳥のさえずり。暖かな日差しを受けて、ミャオの銀色の毛並みもぽかぽかと心地よく、ゆっくりとした秋の午後が流れていきます。

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