06月29日 09:10 霧の丘の朝

朝の静けさが、霧の丘をやさしく包み込んでいます。ミャオ・シルヴァは、ふわふわのしっぽをゆっくり揺らしながら、しっとりとした道を歩きました。銀灰色の毛を朝日にきらめかせ、耳をぴくぴく動かしながら、丘の上へ。

薄い霧がまだ晴れずに、草や小さな花びらにも水の粒がきらきら残っています。ミャオは優しくかがんで、新しく咲いた藍色の小さな花を指先でそっとなぞります。ひんやりとした香りが空気に溶けて、とても気持ちがよく、深く息を吸い込みました。

足元には朝露で濡れたクローバーも広がっていて、そこから小さなてんとう虫が顔を出します。ミャオはそっと微笑み、その静かな瞬間を大切に胸にしまいました。

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