小川のせせらぎが、春の陽射しにきらきらと揺れていました。
ミャオ・シルヴァは足元の草をふんわり踏みしめながら、小鳥たちのやさしい声に耳を澄ませます。銀灰色のしっぽが、澄んだ朝の空気の中でぴょんと跳ねました。
河原には、ちょっと不思議な色や形をした小石がころころと並んでいます。ミャオは指でそっとひとつを撫で、ときどき鼻先で香りを確かめたり、小さな模様を確かめたりしました。
石たちを好きな順に並べては、「かわいいね」と独り言。時折、石の間を渡る小さなアリやチョウチョにも「おはよう」と優しく声をかけました。
青い空の下で、世界の音が全て柔らかに響いていました。集めた小石をポケットに入れると、今日の冒険がそっと心に残るような気がして、ミャオは嬉しそうにしっぽを振りました。

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