02月20日 12:24 バルコニーの昼さがり

静かな昼下がり、ミャオ・シルヴァは自宅の小さなバルコニーにふかふかのクッションを持ち出しました。空は冬の名残を感じさせる青さで、やわらかく日差しが差し込んでいます。ミャオの手には温かいハチミツ入りハーブティー。湯気とともにふわりと甘い香りがひろがりました。

しっぽの先でリズムを取りながら、ミャオは高く流れる雲をゆっくり見上げます。真っ白な雲が、銀灰色の毛並みに反射する光をやさしくつつみ、ミャオの耳がぴくりと動きました。

バルコニーに届く微かな風と、遠くで聞こえる小鳥の声。世界は静かに、けれど確かに続いているようです。ミャオ・シルヴァはそっと目を閉じ、春のきざしをまだ遠くに感じながら、小さな幸せを胸いっぱいに吸い込みました。

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