07月26日 11:30 木陰の小道、葉しずくの散歩道

空はまっすぐに青く澄み、太陽が道沿いの葉っぱたちに小さな光の粒をまきました。

ミャオ・シルヴァは、町の北側――まだ人気の少ない緑深い小道に遊びにきました。夏の陽射しは強いけれど、ここは木々が作る日陰のトンネル。葉の隙間からもれる日差しが、地面にきらきら模様を描いています。

足もとはしっとりと朝露が残り、やわらかな土の匂いがふんわりと漂っています。耳を澄ますと、遠くの小鳥のさえずりや、虫の静かなハーモニーも聴こえてきます。しっぽをゆっくり揺らして歩きながら、ミャオはふと葉に残る小さな水滴をそっと指先でつまみ、翡翠色の目にみずみずしい緑を映しました。

「今日もいい風だな…」と、ミャオは木陰の深呼吸をひとつ。

夏の日差しと木陰の冷たさが心地よく交じり合う、静かな午前のひとときが、ミャオに小さな幸せをそっと届けてくれました。

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