日の光がふんわりと差し込む、ルナ・ティレルの星影通り。今日は雲ひとつない青空が広がる、明るい冬の午後です。
ミャオ・シルヴァは軽やかな足取りで、小さな雑貨屋さんの前にやってきました。ガラス越しに見える色とりどりのリボン飾りが、やさしい春の風にゆらゆらと舞っています。その光景につられて、自然としっぽもふわりとなびいてしまいます。
小さなベルの音が鳴るたび、店内からは甘い焼き菓子の香りや、静かなカップの音が聞こえてきます。ミャオは外の窓辺にそっと腰かけて、風が運んでくるやさしい香りと色彩に、翡翠色の瞳を細めました。
いつもより少しだけ春の気配を感じて、心まであたたかくなる午後でした。

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