06月12日 13:40 湖面に揺れる午後のひかり

柔らかな午後の日差しが、ティレル湖の水面にきらきらと反射していました。ミャオ・シルヴァはそっと草の上に腰をおろし、銀灰のしっぽをゆったりと揺らします。優しい風が湖を渡り、かすかに甘い水草の香りとともに、耳元には小鳥たちの静かなさえずりも届きました。

湖面には白い雲が映り、時折、魚が跳ねて波紋を描きます。ミャオは目を細め、その静かな景色に心を預けるように深呼吸をしました。翡翠色の瞳にうつる景色は、ただ静かで、少し幻想的な午後。

遠くから、町の時計台の鐘が響き、ティレル湖の時間がゆっくりと流れていくのを感じます。何もしないこのひとときさえ、胸の奥に小さな幸せとして、やさしく積もっていくのでした。

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