12月24日 10:00 もみの木と初雪の魔法

きらり、きらりと、初雪が空から舞い降ります。広場の真ん中には立派なもみの木。枝先には、朝日に照らされた氷の結晶が小さな光の粒となって揺れています。

ミャオ・シルヴァは町の子どもたちと一緒に、毛糸玉色のオーナメントや森で拾った松ぼっくりをひとつひとつ枝に結んでいきます。しっぽがふわりと跳ねれば、子どもたちの笑い声もいっそう弾みます。耳を澄ませば、遠くで鐘の音が響き、ほんのりと甘いパンの香りも流れてきました。

手袋の先ほどのぬくもりと、ふわふわと舞う雪。小さな飾りが木の先からひらひらと風に揺れ、ミャオの瞳にやさしく映ります。飾りつけを終えたもみの木は、町の冬にささやかな魔法をかけたような美しさになりました。

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