12月07日 17:45 ガラス細工と夕暮れの灯り

星影通りの雑貨屋は、冬の夕暮れ時になると静かな温もりで満たされます。ガラスの窓にはうっすらと結露がつき、外の冷たさを忘れさせてくれました。

ミャオ・シルヴァは、そっと扉をくぐり、小さなベルの音に耳を傾けます。店内はやさしい灯りがともり、色とりどりのガラス細工がまるで星のかけらのようにきらめいていました。赤や青、透明な小鳥や月、猫のかたちまで……どれも見ているだけで心がふんわりします。

シルヴァの翡翠色の瞳は、小さなガラスの星に釘付けです。しっぽがくるんと丸まり、ほんの少しだけ跳ねてしまいます。外からはかすかに雪雲が流れ、遠くの空には細い三日月が顔を出しました。

レジの横には、お香のそよかな香りも漂っています。ミャオ・シルヴァは「今夜はどの香りにしようかな」と心の中でつぶやき、静かな満ち足りた気持ちでガラス細工を眺め続けました。

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