11月06日 19:36 星降る森のみちあかり

森の外れに立つと、頬に夜の冷たさがそっと触れました。ミャオ・シルヴァはふわふわのマフラーを巻きなおし、手のひらほどの小さなランタンにそっと火を灯します。その橙の光は丸く揺れ、彼女の銀灰色の毛並みにかすかな影をおとしました。

頭の上、高く冴えた夜の空には、星が静かにまたたいています。森の葉はすっかり落ちて、月明かりが地面まで穏やかに届き、白くやわらかな光が小道に続いていました。落ち葉ふみふみ、足音だけが静かな森にしずみこみます。

遠くから、フクロウの鳴き声が響きました。きらり、としっぽが揺れ、耳がぴくんと動きます。この静けさの中、ランタンの明かりと月夜の冷たさが、心の奥まで優しくしみこんでいきました。

「今日は星がきれいだな…」そう呟きながら、森の中の優しい夜を、ゆっくり歩くミャオ・シルヴァ。彼女の足跡の上に、静かな月光がそっと降り続けていました。

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