風鈴の庭は、秋の日ざしにきらきらと輝き、木々の葉が優しく揺れてカラフルな小道を作っていました。柔らかな芝生に座ると、ミャオ・シルヴァのしっぽはうれしそうにぴくぴくと跳ねます。
膝に広げたチェック柄のクロスの上には、焼きたての小さなパンとハチミツの壺。お弁当を取り出し、ほんのり甘い香りに耳がピクンと動きます。風に乗って響く風鈴の音が、庭中にやさしくきらめいていました。
木漏れ日のもとでパンをひとくち。もぐもぐと噛みしめて、ふうっと小さな息を吐くと、秋の空気とハーブの香りが混ざりあい、なんだかとても幸せな気持ちになります。
「こうして過ごすお昼も、たまにはいいかも。」ミャオはそうつぶやきながら、ちいさなピクニックの午後を満喫しました。

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