08月01日 13:17 葉音と手紙の午後

町外れの小さな郵便局へ、大切にしたためた手紙を届けようと歩く午後。少し重たそうな雲が空に広がり、でもところどころで陽射しが落ちてきて道を明るく照らします。

途中、見上げるほど立派な古い木がひときわ静かにそびえています。ミャオ・シルヴァは、しっぽふわりと揺らしながらその下で立ち止まり、草の香りと葉擦れの音に包まれて深呼吸をしました。

風がやさしく毛並みをなでると、心なしか手紙に込めた気持ちも一緒に風に運ばれるような気がします。長いしっぽを丸くして、しばしゆったりと葉音に耳を澄ませていました。郵便局までの道のりは、まるで音楽のようなひと時となりました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました