07月19日 21:22 星と鈴の庭

真夜中に近い風鈴の庭は、しっとりとした静けさに包まれていました。ミャオ・シルヴァはふわふわの毛布を一枚抱え、芝生の上にそっと寝転びます。夏の夜空は驚くほど澄んでいて、遥か高みに無数の星がきらきら輝いていました。

時折微かな夜風が庭を撫で、吊り下げられたガラスの風鈴たちが透明な音色を奏でます。その涼やかな響きと、しっぽをふんわり揺らせながら見上げる星の世界。ひんやりした芝生と夜の清らかな空気が、ミャオの心をそっと包みました。

「今日もいい夜…」小さく呟きながら、星座をひとつずつたどります。優しい鈴の音と、遥か空の静けさに耳を澄ますうちに、まぶたが重たくなってきました。

やがてミャオ・シルヴァは、星を毛布の中に集める夢を見ながら、静かに夜空の下でうとうとと眠りに落ちていきました。

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