初夏の日射しが、小川のせせらぎをキラキラと輝かせています。ミャオ・シルヴァは柔らかなしっぽを揺らしながら、小川沿いの苔むした石に腰を下ろしました。水は透明で、手をそっと差し込むと、小さな涼しさが指先からひろがってゆきます。
しぶきを上げる水音のそば、川辺の青い影にまぎれて、小さな四つ葉のクローバーを見つけました。うれしさに耳がぴくり、瞳がまあるくなります。葉をそっと指先でなぞり、静かに香りを吸い込みました。
川の風はやさしく、午後のまどろみすら感じてしまいそうです。小石をひとつずつ、ミャオは並べながら、自然がくれる静かな幸せをただ味わいました。

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