06月25日 08:20 朝もやと桟橋の小さな約束

朝の湖には白いもやがゆっくりと立ちのぼり、静けさの中に鳥たちのやさしいさえずりが響いています。

ミャオ・シルヴァはふわふわの銀色の毛並みを朝の光に揺らしながら、北側の桟橋に腰かけていました。しっぽはちょこんと丸まり、お気に入りの小さな釣り竿を手にしています。湖面には淡く霧が残り、冷たい風が頬をすべりました。

釣り糸がぽたりと水に落ちる音。とても小さくて、でもとても大切な音。水面に広がる波紋を、ミャオはじっと見つめます。

「今日はどんな魚に会えるかな」と、瞳がきらりと輝きます。朝の空はうっすら晴れて、薄青いグラデーション。カモたちがゆったり遠くを泳いでいきます。

ミャオは朝の冷たい空気を胸いっぱい吸い込んで、のんびりした時間に包まれていました。湖の静けさと小さな波の音、そして針に伝わるやさしい感覚を楽しみながら、新しい一日の始まりを噛みしめます。

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