03月30日 19:41 夜桜と風鈴の調べ

静かな春の夜。ミャオ・シルヴァは、ルナ・ティレルの風鈴の庭をそっと訪れました。夜風が柔らかく頬をなでると、耳がふわりとそよぎ、しっぽもゆるりと揺れます。

風鈴の小道には、月明かりに照らされた夜桜が淡いピンク色のシルエットをつくり、その下で無数の風鈴が春のさざめきを奏でていました。高く澄んだ音が重なり合い、時おり静けさの中に溶け込んでいきます。

ミャオは静かに腰を下ろし、きらきらと輝く花びら越しに夜空を見上げました。遠くの星がひときわやさしく、風鈴の音と桜の香りが、今日一日の幸せをそっと包み込むようでした。

「今日もいいお天気みたい」と、ミャオはそっとつぶやきます。春の夜の贈り物を胸いっぱいに感じながら、しばしその静けさに耳を澄ませました。

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