02月24日 21:18 雪夜の手仕事

暖かな自宅のリビングは、ぱちぱちと薪がはぜる音と穏やかなハーブの香りに包まれていました。ミャオ・シルヴァはふわふわのブランケットにくるまり、暖炉のそばの小さな丸椅子に腰かけています。

窓の外では、静かに降り積もる雪が銀色の世界をつくっていました。猫耳がぴくりと寒さに反応し、しっぽも毛布のなかで控えめに揺れています。ミャオの指先は、夜空色の糸と淡いラベンダー色のフェルトを使った小さな布細工に夢中。ひと針ごとに、ふわりとやさしい気持ちが心に積もっていきました。

雪が窓辺にやさしく降り積もる音に耳を澄ませると、世界がしんしんと静けさできらめいた気がします。ゆっくりと夜が深くなり、ほのかな眠気がまぶたにくるころ、ミャオはそっと糸を結びました。「あしたも、いい日になりそう」――そう小さくつぶやいて、毛糸と布細工を並べてそっと見つめました。

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