09月01日 08:40 曇り朝の小さな発見

柔らかい曇り空の朝、ミャオ・シルヴァは町の細い月読通りをゆるやかに歩いていました。しっとりした空気とまだ涼しい気温が、銀灰色の毛並みをそっと包んでくれます。

朝の街は静かで、商店の扉はまだ閉じられ、通りには誰の足音も響きません。ふと、道端に今にも露をこぼしそうな小さな花が、ひっそりと咲いているのに気付きました。

ミャオはそっとしゃがみこみ、ふわふわのしっぽを地面に垂らしながら顔を近づけます。かすかだけれども甘い香りが鼻先をくすぐり、思わず目を細めました。その瞬間、耳がぴくりと嬉しそうに跳ねました。

「朝の曇りの日には、こんな可愛い発見があるんだなぁ」とミャオは心の中で小さくつぶやき、柔らかな気持ちでまた歩き出しました。

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