ミャオ・シルヴァは、ひとしきり散歩したあと、ふわりと霧の丘へやってきました。
午後の陽射しはやわらかで、青い空には小さな羊雲がいくつも流れています。草むらに身をあずけて、背中に感じる大地のぬくもり。そのまま、耳をすませば、遠くで小鳥たちのさえずりや、優しい風が草をわたる音が聞こえてきます。
尻尾はときどき揺れながら、ミャオはくすくすと小さく笑いました。「今日ものどかだね…」と心の中でつぶやき、まぶたを閉じれば、すぐ夢の世界へ誘われそうです。
雲の影がゆっくり動くその丘の上で、ミャオは時間を忘れて穏やかなお昼寝を楽しむのでした。

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